目的
本事業は、「文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)Tokai-Edge(Tongali) プログラム」の一環として実施されるものであり、名古屋大学を主幹校とする三重大学、岐阜大学、豊橋技術科学大学との5大学コンソーシアムにおいて密接に協力しながら、アントレプレナー人材育成プロジェクトを展開し、社会の発展に寄与することを目的として実施されています。
コンセプト
日本の『ものづくり』の中心地である愛知県には、世界に誇る多くの技術が存在しており、今後、それらの技術が作用し合いながら、
いかに多くの人々の笑顔を創出するかが、あらゆる産業における発展の鍵となっています。
古くから地域産業と向き合ってきたここ名古屋工業大学には、『ものづくり』精神を受け継ぐ人が多く存在しています。
そうした人材の中から、未来を見据え、『技術』でイノベーションを起こすアントレプレナー人材を輩出すべく、
学部学生や専門性を持った大学院生、若手研究者を中心とした受講者に対し、
アイディアの創出やビジネスモデルの構築を中心としたプログラムを実施、
受講者が将来の産業構造の変革を起こす意欲をもつようになる、実践的な内容を重視したプログラムを実施してまいります。
機構長あいさつ
社会の努力によって世界が平準化に向かっています。
だからこそ「個」が煌めきを求める時代と言えます。
我が国は先人達の偉大な努力によって今日の世界における地位を得ていますが、
動きの鈍い安定志向の蔓延によって社会に取り残される危機的状況にあると考えています。
名古屋工業大学は工学の全ての分野において知を深化させることが出来、
加えて社会との連携によって多くの知の探索を実践して参りました。
その素地を活かしきるために、これからの社会を牽引していってくれる
「新生人財」の存在が不可欠と考えます。
そこで次世代アントレプレナー育成事業を通じて、
若い諸君の目の輝きと実社会からのワクワク感とを結びつけるプラットフォーム構築を目指します。
名古屋工業大学はチャレンジを続けます!
名古屋工業大学 産学官金連携機構長
江龍 修